こんにちは。金属アレルギー対応のアクセサリーショップのBartlett(バートレット)です。
ピアスって大変ですよね。ピアス穴を空けるだけでも勇気がいるのに、放っておいたら、せっかく空けた穴が塞がってしまうので定期的にお手入れをする必要があります。
自分の身体ですから、お手入れは入念にしたいですよね。ピアス穴を塞がないようにする手っ取り早い方法はピアスを着けたままにすることです。でも、金属アレルギーだと金属製のピアスをずっと身に着けて大丈夫なのか不安になると思います。
そこで今回は金属アレルギーだけどピアスを身に着けたままにしても大丈夫なのかを調べてみましたのでよかったら目を通してみてください。
基本的にはピアスを身に着けたままにするのはオススメしません
初めに結論を言ってしまうとピアスを身に着けたままにするのはオススメしません。金属アレルギーに強いスターリングシルバーのピアスだから、ピンクゴールドのピアスだから大丈夫と思っていませんか。
ちょっと待ってください。スターリングシルバーにもピンクゴールドにも銅が使用されています。銅は金属アレルギーを引き起こす可能性のある金属です。
銅の耐食性はニッケルやスズなどと比較すると耐食性は高いかもしれません。しかし、金(ゴールド)や銀(シルバー)と比較すると耐食性に不安はあります。
また、皮膚に触れるのではなく皮膚を貫通していることも考慮しておきたいです。そのため、ピアスの金属アレルギーの発症は指輪やネックレスよりも高く、早いと考えてもらって良いでしょう。
どういうときに外すべきなの?
身に着けたままにするのは避けた方が良いと述べましたが、どのようなときにピアスを外した方が良いのでしょうか。いくつか例を挙げてみようと思います。
運動時
運動時は汗を流すのでピアスホールが汚れます。皮脂が溜まり、菌が繁殖して炎症が起こる場合があります。また、汗によって金属アレルギーを引き起こすことがあるので外すことをおすすめします。
入浴時
入浴時も運動時と同様に汗をかきます。さらにシャンプーなどの液体がピアスホールに付着したままになることがあり、それによって炎症を起こすこともあります。
お風呂から上がり、髪を拭くときにタオルが引っかかって痛い思いもするので注意しましょう。
就寝時
ピアスが布団や枕に引っかかることでピアスホールを傷めたり、寝返りでキャッチが外れてピアスの針が曲がったりすることがあります。思わぬケガをしたり、大事なピアスが壊れたりしないように、寝る時は外すと良いでしょう。
また、寝汗を掻いてピアスホールが汚れてしまう可能性があります。汗や皮脂は金属イオンが溶け出す要因になるので、外しておくのがベターでしょう。
つまり、汗を掻くシーンではピアスを外した方が良いと覚えて貰えば大丈夫です。
ピアスを身に着けたままにするならこの金属
もし、ピアスを出来るだけ身に着けたままにしたいのであれば、チタンかサージカルステンレスをオススメしています。チタンは金属イオンが溶け出しにくく、サージカルステンレスも耐食性を高める処理をしているため、海中でも使用されている金属です。
ボディピアスなどはサージカルステンレス製で製造されていることが多いと思います。医療用のステンレスですので、体内を貫通させる場合でも安心ですね。
まとめ
如何でしたでしょうか。
結論としては金属アレルギーの方はピアスを身に着けたままにする場合、出来る限りピアスのお手入れをこまめに行い、ピアスに錆びや傷が見られた場合は使用を中止するのが無難です。
また、使用する金属もチタンかサージカルステンレスが良いでしょう。金(ゴールド)や銀(シルバー)は合金に使われている金属次第だと思いますが、私はあまりオススメしません。
とはいえ、お気に入りのデザインなどもあるでしょうから、身に着ける場合は自己責任で楽しいアクセサリーライフを送ってくださいね。
コメント