こんにちは。金属アレルギー対応のアクセサリーショップのBartlett(バートレット)です。
今回は金(ゴールド)のアクセサリーについてお話ししたいと思います。金(ゴールド)って聞くと、なんだか高価なイメージがありますよね。1g〇〇円で買い取りますって街中で良く見かけるイメージです。
ですが、金箔にしてあしらったりと、意外と身近な金(ゴールド)。この金(ゴールド)のアクセサリーを購入したときに14Kだったり18Kだったり、または1/20だったりの刻印がされていたりしませんか。
その刻印の意味と、金属アレルギーの方でも身に着けることが出来るのかを解説したいと思います。
1/20 14Kとは?
これは14金の総重量が全体の1/20(5%)以上を占めているという意味になります。つまり、金張り(ゴールドフィルド)であることを示しているのです。金張り(ゴールドフィルド)については、金張り(ゴールドフィルド)とは?金張りの特徴や金属アレルギーでも大丈夫かを解説をご覧ください。
金張り(ゴールドフィルド)なので、当然ながら金(ゴールド)メッキ製品よりも摩耗に強く、金の層が厚いため地金が露出しにくくなっています。14Kは14金を使用しているという意味で、金の含有量が58%だということです。
このことから1/20 14Kは14KGFやK14GFとも表記されることがあります。表記はバラバラですが、意味合いは全て一緒です。メーカーや販売店によって表記が異なるだけなので安心してください。
金(ゴールド)の価値
では、14Kを購入して1/20 14Kが届いた場合、こちらは偽物が届いたことになりますので、お店に問い合わせるか、警察に届け出ましょう。
金(ゴールド)の価値は高騰しており20年前は1gあたり1,000円台で購入できていたものが、今は1gあたり10,000円を超えようとしています。それだけ金(ゴールド)の価値が上がっていますので、詐欺には注意しましょう。
金(ゴールド)の価値が気になった方は「金 相場」や「金 推移」などで調べてみてください。その時の相場がわかります。
1/20 14Kにはどれくらいの価値があるの?
これは単純計算で問題ありません。14金の5%です。1g10,000円と仮定すると、14金の金の含有量は58%なので、5,800円の5%なので1gあたり290円の価値だということがわかります。
もちろんこれは金(ゴールド)の価値なので、地金や割金を追加したり、地金に金(ゴールド)を高圧圧着させる技術料、意匠料に配送費や人件費が積み重なっていくので、一概に金(ゴールド)=値段という訳ではありません。注意が必要です。
GF(ゴールドフィルド)とGP(ゴールドメッキ)は一緒?
GF(ゴールドフィルド)とGP(ゴールドメッキ)が異なる点は金(ゴールド)の厚さです。
金(ゴールド)の厚さが違うので、金張り(ゴールドフィルド)と金メッキ(ゴールドメッキ)の耐久性も変わります。金(ゴールド)を厚く塗っている分、金張り(ゴールドフィルド)の方が耐久度は高くなっています。もちろん、価格も金張り(ゴールドフィルド)の方が高いです。
また、金張り(ゴールドフィルド)はベースの地金と。金(ゴールド)を圧力を加えて原子レベルで境界を合金化させているため、剝がれにくいのも特徴です。
1/20 14Kは金属アレルギーでも大丈夫?
新品の状態だとまず問題なく使用できると思います。これが経年劣化で塗装が剥がれてきた、傷がついたとなれば使用を中止した方が良いと思います。
また、切断面などの構造上、どうしても地金が露出した状態になっている部分あったり、部分的にろう付けで接合されているパーツもあ場合、金属アレルギーが出る可能性があります。これは金メッキ(ゴールドメッキ)と一緒ですね。
金(ゴールド)が不安な方は皮膚科でパッチテストをするなど、調べていただくことをオススメします。
1/20 14K まとめ
1/20 14Kについて説明してみました。もし、不安がある場合は買わないという選択もアリだと思います。そのアクセサリーのデザインが好みでも身に着けられなければ何の意味もありません。
どうしても欲しい場合、一度冷静になってショップに問い合わせてみても良いかもしれません。また、金属アレルギーの方向けのコート剤も販売されています。
よく考えて、後悔しない選択をしましょう。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです!
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