こんにちは。金属アレルギー対応のアクセサリーショップのBartlett(バートレット)です。
全部真珠のネックレス(パールネックレス)なら、きっと金属アレルギーは起こらないだろうと思って購入したのに、身につけた夜に金属アレルギーを発症したことはありませんか?
こんな失敗を同じ金属アレルギーの方が起こさないために、真珠のネックレスを購入する前に注意する事をまとめてみました。是非とも参考にしてみてください。
ネックレスの金具の部分は何でできてる?
真珠で金属アレルギーが発症することはあり得ません。では、どこで金属アレルギーがは発症したのでしょうか。それはネックレスの接続部分・飾り・アジャスターなどの金属が金属アレルギーを引き起こしたと考えられます。
このような些細な金属も、金属アレルギーなら購入前にチェックしなければいけません。この小さな金属部分が「合金」としか書いていないもの、記載がないものは選ばない方が良いです。何でできているのか分からないからです。
この部分のチェックを怠ったために、安易に真珠のネックレスなら大丈夫だろうと購入し、身につけた夜にはアジャスターが触れている首の裏がピンポイントで赤く、かゆくなるというお話を聞いたことがあります。
金属アレルギーになりやすい金属に注意
金属アレルギーが起きにくい金属か、起きやすい金属かを明確に把握し、ネックレスに何が使われているのかを気にしておく必要があります。
- ニッケル
- コバルト
- スズ
などは金属アレルギーになりやすいと言われる代表的な金属です。
自分が一体、何の金属が原因でアレルギーになっているのか分からないので、ひとまず全ての金属を避けている人もいると思います。
でも、金属アレルギーなのに、症状が起きるものと、起きないものがある経験をしたことありませんか。プチプラ系のアクセサリーは全部駄目だったのに、3万円以上の腕時計や結婚指輪は金属アレルギーが起きないと思います。
それはプチプラのアクセサリーにはニッケルやコバルトが使用されており、結婚指輪や腕時計には金属アレルギーが引き起こされにくい白金(プラチナ)や金(ゴールド)が使われているからだと思います。
店舗で購入時の注意点
身近な量販店にある2,000円台以下の金額で売られているアクセサリーで、特に金属の種類に記載がなければほとんどニッケルなどの安価で作れる金属が含まれていることが多いです。
ニッケルオフ、ニッケルフリー 、ノンニッケルなどというシールが貼ってあるものも日本ではそれだけではニッケルが入っていないという意味ではないので、「だから大丈夫!」とは思わないでください。
参考:ニッケルフリーだったら金属アレルギーは発症しないのかを優しく解説
先程述べた白金(プラチナ)や金(ゴールド)だけでなく、アレルギー症状が起こりにくい金属というのは存在します。ネックレスもピアスも、指輪も痒いという人も、金属を選べば意外と平気でアクセサリーを身につけられると思います。
例えば、
- 白金(プラチナ)
- 金(ゴールド)
- 銀(シルバー)
などは金属アレルギー症状が起こりにくい金属です。ただ、こういう金属は、高価で手が出しにくいと感じる人も多いかもしれません。
ただ、調べてみるとピンポイントで使用されているのであれば、意外とそこまで高すぎる訳ではありませんし、安心して使えるものを一つ持っておけば長く使えるので、金属をきちんと選んで購入をするのは、結果、賢い選択です。
なので、パールネックレスもデザイン、アジャスター、飾りの金属部分が、プラチナ、ゴールド、シルバー、純チタンやタンタルなどでできているものを選ぶことをおすすめします。
どうしても安価で金属アレルギーの症状を起こさない金属が欲しい場合、サージカルステンレス(医療用のステンレス)を使用することをオススメします。サージカルステンレスについては以下に詳しく調べた結果があります。
参考:サージカルステンレスってなに?本当に金属アレルギーでも大丈夫なの?
まとめ
金属さえクリアすれば真珠のネックレスだけではなく、指輪やピアスなどすべてのアクセサリーも自由に選べるので、好きなデザインを選んで良いアクセサリーライフを送りましょう。
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