こんにちは。金属アレルギー対応のアクセサリーショップのBartlett(バートレット)です。お風呂や運動するときに、ついついネックレスなどのアクセサリーをを外し忘れてたことってありませんか。
アクセサリーを身に着けていると、シルバーネックレスってそのままお風呂はいったら、すぐに錆びるという話を耳にしたことがあると思います。今回はこういったシルバー925の疑問にに応えていきたいと思います。
- シルバーはつけっぱなしにすると錆びるの?
- シルバー925とは?
- 金属アレルギーとうまく付き合う心掛け
銀(シルバー)製品は身に着けたままにすると錆びるの?
銀(シルバー)は、酸化しにくく、ほぼ錆びない金属です。そのため汗やお風呂の水蒸気、水などの影響で錆びること自体もほぼありません。使っていくうちに徐々に黒くなるので錆びてきたと勘違いされそうですが、それは硫化(りゅうか)現象です。酸化減少とはまた別の減少になります。
職人やデザイナーがあえてデザインとして黒くすることもあるんです。なので、ついつい外すの忘れてしまったという方もそのくらいでは全然錆びませんので、他の金属アクセサリーよりはそんなに神経質にならなくっても大丈夫です。
ただ、気を付けなければならない場所もあります。それは温泉です。温泉に含まれる「硫黄」はシルバーの硫化を促しますので、硫化現象を促進したくない場合は温泉に入るときは外すのをおすすめします。
銀(シルバー)は金属の中でも柔らかい素材のため、お湯や汗で劣化しなくても、服に引っかかって突然破損ともあります。なので、お風呂や運動で身に着けたままにするにしても、つけてることは意識してた方が良いです。
シルバー925とは?
シルバーアクセサリーというと、シルバー925を見かけることが多いのではないでしょうか。なのでここで少しだけシルバー925について説明します。「シルバーは錆びにくい金属」ってことは分かっていただけたと思いますが、実際には錆びてしまったという話もあります。
これは、シルバー925に含まれる割金が錆びてしまったのだと思います。シルバー925は92.5%が銀で作られているというシルバーです。であ、どうして100%で作らないのかというと、その理由としてはシルバーがとても柔らかい金属なので、そのままではアクセサリーには不向きなためです。
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シルバー925の残りの7.5%は何が入ってるのでしょうか。残りの7.5%にはニッケルや銅などが含まれています。銅も錆びにくい金属ですが、皮脂や汚れがついたままにしていれば、流石にサビるということです。
金属アレルギーとうまく付き合うには
シルバー925はこのように、ついつい忘れても錆びにくいので、金属アレルギーの方でも肌が荒れることなく、安全に長く使うことが出来ます。酸化もしにくく金属イオンが溶け出にくいので、金属アレルギーの方におすすめできます。
ですが、身に着けたままだと皮脂や汚れがすぐに溜まってしまいます。皮脂や汚れはサビを後押しするので、安全な金属を使っていたとしても、普段から清潔に保つのも金属アレルギーさんなら特に大切です。
- ジムで運動するときは外す
- 温泉にいくときは外す
- 水仕事のときは外す
- 就寝時は外す
このあたりを習慣化できれば理想ですね。
- アレルギーを気にせず、好きなアクセサリーを楽しみたい
- アレルギーを理由にアクセサリーを諦めたくはない
自分の体質に合った安全な金属を使いつつ、日頃から気に掛けるだけでアクセサリーを身に着けることは出来ます。
まとめ
金属アレルギーの方でもシルバーアクセサリーの質が良ければ身に着けたままでも問題ありません。シルバー925やプレミアムシルバー950であれば問題ないでしょう。ただ、硫化現象が起きて黒ずんでしまう可能性があります。この点には気を付けてください。
もちろん硫化現象の黒ずみが悪いわけではありません。自分の好きな色合いや風味をシルバーアクセサリーで楽しみましょう。
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